1.丸亀市 こだわり麺や
四国中央市のカラオケ店で宿泊(?)し、最終日は早朝5時からスタートした。軽い食事をコンビニで済ませ4時間ほど走り倒して丸亀市に到着し、ちゃんとした朝飯を食おうとうどん屋を探していたら犬の散歩をしているおじさんが話しかけてきた。どうやらこの人も若い時は旅好きで懐かしく思って話しかけてくれたらしい。近くの店まで案内してくれた上に、全員にうどんを奢って頂いた。初めは遠慮していたが、香川のうどんは安いからええんやとおじさん。メニューを見て驚いたが本当に安い。各うどんは量が小中大と選べるのだが、中がだいたい350円前後で小と大が±100円くらいだ。既に私たちの常識から離れているが、実際のうどんを見て更に驚いた。基本的に香川のうどん屋では小が一玉、中が二玉、大が三玉のようで思っていたよりも量がある。朝飯のつもりだったのになかなかのボリュームになってしまった。味は申し分なく、讃岐うどん一発目として文句無しの美味しさだった。
2.坂出市 いきいきうどん
讃岐うどんのお店は昼飯時を過ぎると閉店する所が多いらしい。その理由は早朝にその日使ううどんを作り、全て無くなり次第終了という形態をとっているからだ。そろそろ昼ご飯を食べようと店探しを始めたのが14時頃、近場でまだやっている店がこの店くらいだったので入ってみることに。やはり閉店間近ということで、釜揚げうどんはもう無くなっていたが、気になっていた温玉肉ぶっかけうどんを食べてみる。肉は甘めの味付けで少し主張が強かったが、美味しく頂けた。
3.高松市うどんバカ一代
この合宿最後の食事は高松市内でも有名なうどんバカ一代という店にした。この店はある変わったメニューを出すことでマスコミに取り上げられ、他県からわざわざ食べにくる人もいる程のようだ。そのメニューというのが「釜玉バターうどん」である。その名の通り、釜揚げのうどんに卵とバター・胡椒をのせ、だしじょうゆをかけて食べる、うどん版カルボナーラのようなメニューだ。この店でしか食べられないのならと注文したが、あまりにも常識外の食べ方にかなり及び腰だ。恐る恐る口にいれてみると…意外といける、いやかなりうまい。溶けたバターがうどんをコーティングし、うどんの熱によって卵が半熟になっていく。そこに醤油をたらしかき混ぜて食べる。胡椒のピリッとした辛さも良いアクセントになっている。多少美味しくなかろうが…と記念に食べたつもりだったが、かなりの収穫だ。うどんがあれば自宅でも簡単に作れるので、実際に作って食べて見て欲しい。